2022年3月5日に、世代を超えて日中交流を語り合う『和華』32号出版を記念するセミナーは多元文化会館にて開催されました。
本セミナーは日中これまでの歩みと今後の展望をテーマにし、第一部特別講義、第二部ディスカッションの二部構成で、オンライン・オフライン両方で行われました。
第1部では日中友好団体、関係団体の取り組みを紹介した32号特集の中でインタビューが掲載された、中国研究所会長・田中哲二氏と日中協会理事長・瀬野清水氏の特別講演が行われました。
田中哲二氏と瀬野清水氏は今後日中友好において必要な人材像や、日中国交正常化の過去・現在・そして未来について会場の若者に力強くメッセージを伝えました。
第2部では日中学生会議第41期委員長の今井美佑さんと一般財団法人日本アジア共同体文化協力機構の磯尚太郎さんが若者代表として登壇し、第1部講演者の田中氏、瀬野氏と共にディスカッションを行いました。
セミナーでは、コロナがあけたらぜひ直接中国を訪れて普通の人々と触れ合ってほしい、中国の古典に触れて中国の価値観を学んでほしい、など若者への期待が込められていたメッセージを頂き、文化交に流は正しい情報を見極める力が不可欠であることを再認識しました。
当日会場は満席で、セミナー終了後も登壇者とだけでなく参加者同士も活発に交流する様子が見られました。
世代を超えて日中交流を語り合った本セミナーにご来場いただき、ありがとうございました。
日時:2022年3月5日
時間:14:00〜16:00
オフライン会場:多元文化会館 東京都港区赤坂6-19-46 TBKビル 2F
主催:日中文化交流雑誌『和華』
後援:(一社)中国研究所、(一社)日中協会、(特非)東京都日中友好協会青年委員会